オリンピック招致に対する新しい発想
2006/07/08
話はちょっと古いが、
6月26日発売の米誌ニューズウィークは、世界主要国の中で特に急成長を遂げている都市を「最もホットな10都市」として特集し、「アジアへの出入り口」として成長著しい福岡市を選んだ。
福岡にオリンピック招致の最も可能性の高い方法は、韓国の釜山(Pusan)市と共同開催するよう提案することだと前々から思っていた。福岡市長にはそのような発想は無かったのだろうか。
もう時期を失してしまったかと思うが、上の記事を見てその感を強くした。東京開催の可能性はほとんど100%無いと思う。国際的感覚では、現在の東京はまったく魅力の無い都市だと思う。前回の東京に相当するのが現在の福岡かも。
日韓共同開催は、オリンピックを国家の威信を発揮する場としてでなく、国の壁を越えて地域のスポーツ文化の祭典の方向に向かわせる一つの模索として世界の共感を受けるかもしれない。
サッカーの日韓共同開催を成功させた例が思い出される。ただし、ヨーロッパの人々は不満のようだった。
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なかなかの名産だと思いながらも、
くっつきそうになっては離れて行く両国の関係、
両国民の国民感情…今の時期は、どうも共同開催の案が出てくる素地は
なくなっているように思います。
つねに、体の奥底で北を向かっている韓国、
北朝鮮との関係悪化は、日韓の関係を冷却化してゆくだろうと思われます。
オリンピック開催都市の決定は、きわめて政治的な要素に支配されます。
国内での調整はどうなるものでしょうか。
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